コーチングの効能は、「自分の使う言葉が変わる」事。
私自身がコーチングを受け続けて思う、コーチングの効能は、「自分の使う言葉が変わる」事だと思っています。
言葉は「言霊」ともいいますね。
掛けられる言葉によって、人は良くも悪くもなります。部下に対する声かけ、自分の子供に対する声かけ、そして自分自身に対する声かけ。どんな言葉を掛けるかによって、相手の態度や感情に影響を与えます。
私たちは普段、自分の考えや思いを心の中でつぶやいたり、声に出してみたりしています。
特に自分で声に出して言った言葉は、自分自身の耳でも聞いているので、自分で自分に影響を及ぼしている事になります。後ろ向きな言葉やネガティブな言葉を話していると、それがそのまま自分に返ってきます。
つまり、自分の言葉が変わっていくと、自分自身が変わっていきます。
アスリートの方たちのインタビューを聞いていると、いつも思う事があります。コーチを付けて目標を目指しているだけあって、使っている言葉が前向きだなぁと思うのです。そして、自分自身を客観視し、現状と周りがどうなっているのか、自分自身がどんな気持ちでいるのかなど、俯瞰して把握しているように思います。
すごいなぁ。ただただ、そう思うのです。
私自身、長くコーチングを受けていますが、受け始めた頃と比べると、使っている「ことば」や「思考」が変わってきていると思っています。
コーチングを受け始めの頃は、「できないかも」とか「自分なんて」とか「出来たらいいなあ」とか「~したいなぁ」なんて言葉が多かったように思います。
一歩を踏み出す勇気。
中々難しいのですよね。それが、コーチングを続けていくうちに、「そうか、こうしよう」とか「これならできるな」とか「こんなことがわかった」「次の課題がみつかった」など、前進するエネルギーのこもった言葉に変わっていきます。
こういったポジティブな言葉を使うようになってくると、行動も変わってくるし、気持ちも変化してきます。
今まで、なかなか行動に繋がらなかったり、動けないでいた事が、コーチングによって少しずつ動き始めるのです。
少しずつ、人生が変わっていく。
コーチングを受け続ける意味は、「自分の使う言葉が変わる」事だと思います。
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