コーチングで、自分自身を整える。「自己基盤」の乱れ

コーチである私自身も、自分の人生にコーチを付けています。

コーチを付けるメリットはたくさんあり、そのうちの一つをご紹介します。

「自己基盤」というのを聞いた事ありますか？共創コーチングでは、「健康」「仕事」「お金」「時間管理」「人間関係」「環境」の6つを軸に、それぞれのバランスをとる事を「自己基盤を整える」と言っています。自己基盤が崩れると、エネルギー漏れを起こし、力が発揮できなかったり、いつも気持ちが何かに向いていて、前に進めなくなっていたり、やりたいと思った事があっても出来ない状況にいたりなど、もどかしい環境に身を置く事になります。

そこで、この自己基盤を整えるために、コーチングセッションが役立ちます。

私自身の例でいうと、人生の目的を進めるためにコーチングを受けていますが、時々、この自己基盤が崩れる事があります。

例えば、「人間関係」に支障が出てきたり、「時間管理」が滞るなど。

家族の一人が入院したとします。入院した事により、私の関心事として病状の進行具合、先生とのやり取り、入院の付き添い、入院費用についてなど。様々なことに意識を向けるので、エネルギーを使います。これは私自身の問題ではなく、家族の問題ではありますが、私のエネルギーはその関心事に費やされます。

こんな時も、コーチングセッションは役立ちます。

１）今おかれている状況を客観視する事ができる。

２）この状況下で、一番注力しなければならない事は何か、明確にすることができる。

３）自分が一番気にかけている事は何かを知る事ができる。

４）やるべきことの優先順位をはっきりさせる事ができる。

５）自分の感情をセッションにかける事で、裏側に隠れている感情に気が付く事もできる。

などなど。

セッションで話したい事のどこにフォーカスするのかにもよりますが、色々な事に気が付く事ができます。こんなセッションを受ける事で、自分を冷静に落ち着かせることもできますし、何をしていかなければならないのかも明確になるので、必要な所にエネルギーを使えるようになります。ただやみくもに気を取られたり、ぐるぐると同じ事を考え続けたりといった無駄なエネルギーを使わなくてよくなります。

人生の目標に向けて突き進んでいる中、色々な事が起こります。

そんな時はあわてず、コーチングセッションを利用して、「今できる事は何か」「今何に注力したらいいのか」「今自分はどんな状態にあるのか」など、「今」についてセッションをすると自分自身を見失わずに前進していけると思います。

コーチングは、目標や夢に向かって受けるだけでなく、その道の半ばで訪れる「自己基盤」の乱れを整えるために役に立つことがあります。

長くコーチングを受けていると、こんな使い方もあるんですね。

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