コップの中の半分の水を、どう捉えますか?
仕事の活動エリアを広げようと、今、私はいろんな方に会いに行っています。
先日の事。ある方と会う予定の日の朝、先方から電話が入りました。私は、あまり電話が得意ではなく、すぐに出る事は稀なのですが、その時は珍しく着信すぐに電話に出る事が出来ました。要件は、直前の面談が長引きそうなので、面談開始時間を20分程送らせてほしいという事でした。構いませんよとお返事をして、時計を見ると家を出るまでに1時間半程あります。さて、時間が出来ちゃったけど、どうしようかな?…と考えていたら、ビジネスに関するアイデアが降ってきました。
あ、これ、面談で話したいなと思いつき、企画の骨子をまとめる時間に使う事ができました。ラッキー!しかも、面白そうだし、展開を期待できそうな企画。思わずニマニマ。その気持ちを持って、面談に行く事ができました。面談していただいた方も、すごく面白がっていただき、今度の展開が期待できるかもしれません。
こういった予定通りに物事が進行しないという事は、よくあります。私は、そこには何か意味があるのだと思っています。
例えば、去年参加したイベントは、入念に計画して外開催の準備をしてきたけれど、当日は大雨。急遽、室内開催に変更となりました。ああ、室内かぁ…と思っていたけれど、結果は室内で大成功!室内だったからこそ、データやファシリのノウハウを見直す事ができ、多くの方に喜ばれ需要がある事を知る事ができました。
目の前で起こっている事象が、自分の望みではなかったとしても、その捉え方を変えると見えてくるものが変わります。よく喩えでお話するのが「コップの中の半分の水」。これを「半分しか入っていない」と捉えるか、「半分も入っている」と捉えるか。これをリフレーミングと言います。目の前の事象は変わらないが、捉え方を変える事で問題解決をする事。
上記の2つの例は、状況のリフレーミングです。「時間ができちゃったな」をどう捉えるか。「室内開催になっちゃったな」をどう捉えるか。
私がよくやっている事は、どんな状況にも意味がある。意味があるとしたらどんな事なんだろう?と考えるようにしています。こういった視点を変える事は、コーチングセッションの中で頻繁に行われます。ある意味訓練をする事で、身に付いて行くんだろうなと思います。
以前の私だったら、「あ、時間出来た。YouTubeでも見ようかな」「室内開催だから、計画通りじゃないから困ったな」と思っていたと思います。
予定通りではない事、アクシデントが起きた時こそチャンスです。どんな意味があるのか、この状況をどう捉えたらいいのかを考える訓練をしてみる事をおススメします。今週は、状況のリフレーミングに挑戦していこうと思います。
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