アメーバと鍾乳石1)
私は、日々自分と向き合いブツブツと自分と対話し、現実と行動のギャップの間を行ったり来たりしています。こんな事を言うと「変な人」と思われるので、あまり大っぴらに話す事はないんですけど。
で、どんな事をブツブツ言っているかと言うと…。自分を客観視する事と動いた事とありとあらゆる感情を手のひらの上に乗せて、自分を慰めたり励ましたり、できた事と出来てる事と進歩を数えたりしているわけです。
コーチなので、セルフコーチングだと言えば聞こえはいいですが、人間ですから、どうしたってブツブツやるわけですよ。そんな自分もそのままマルっと受け入れるんですが、そんな時にいつも私の頭の中に浮かんでくる映像が二つあります。それを、今日は記していこうと思います。
一つ目は、アメーバ。
私はプロコーチとして独立してから、「感情が動くことをやろう」と決めて動いています。頭で計算するより、感情というのか…直感が働いたほうを選ぶ事にしています。だから、空振りもあるし上手くいく事もあるのですが、それでよいと思っています。失敗したり空振りしたり、がっかりしたり、うまくいったり、意外な発展に繋がったりという思いもつかない展開が面白い。
頭で考えて行動を決めていくと、想定内かそれ以下でしかない。計算が上手くいって、想定以上もあると思うけれど、私はそんなに計算が得意ではないのでその方法をやめました。
そうなるとどうなるかというと、とにかく行動あるのみになります。計算しないので、前進するにはやってみるだけです。この時に頭の中にイメージするのが「アメーバ」。少しずつ、あちこちに手(?)体(?)を伸ばして、進める方向に進んでいく。同じ場所に居続けるかというとそうではなく、確実に前進して進みたい方向へ向かっていく。ゆっくりだけど。
私の行動は、これに似ていると思っています。それでいい。確固たる進むべき道を決めて、それに向かって真っすぐに進まなくていい。必ず、自分が納得する場所に辿り着けると思うのです。なぜなら、自分の直感と感情をコンパスに進んでいくのだから。そんな生き方をしています。来年は変わっているかもしれないけど、ここ数年はこのイメージで進んでいます。
この「行動あるのみ」で進む時、一人で進むのは心細かったり、怖かったりする。そんな時、コーチを付けていると歩いて行けます。私もコーチを付けて、歩いています。歩み続ける勇気を維持するために、コーチを付けてみてください。
鍾乳石の話は、次回に続きます。
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